毎年この時期に東京ビッグサイトで開催されている【建設DX展】へ行ってきました。
今年も複数の興味深いサービスや製品が出展されており、建設業界の技術革新のスピードを改めて実感しました。
「建設業はDXから遠い」というイメージを持たれることもありますが、こうした展示会を見ると、その印象は完全に覆されます。
あらゆる機器がネットワークにつながり、データで管理され、自動化が進み、より安全・迅速・確実に工事を進められる環境が着実に整いつつあります。
今回、特に印象に残った技術をいくつか紹介します。
●直線距離30km以上を通信可能とするWi-Fi
メーカー公表値では、見通しが良ければ約35kmまで通信できるとのこと。
当社(平和島)から直線35km圏内と言うと、横須賀・八王子・流山・市原などが含まれます。ちょっと信じられませんが…
実際のセキュリティや通信速度、安定性は試してみないとわかりませんが、それでも非常に魅力的な技術です。
●遠隔操作による重機稼働の仕組み
●手のひらサイズの小型ドローン
これらは実演ブースがあり、動作を直接確認することができました。
ニュースで見聞きする技術ですが、実物を見るとやはりインパクトがあります。
当社でも高所・狭所での作業や点検・検査写真の撮影があり、危険を伴うケースも多くあります。
これらの技術が実用化されれば、時間や場所、天候などの環境に左右されることなく、現場負担の軽減や安全性向上に大いに貢献するものと感じました。
今後も、新しい仕組みや技術動向を継続的にチェックし、当社の工事にも積極的に取り入れていくことで、より高品質で安全な施工に取り組んでいきたいと考えています。
